★平成24年4月診療報酬改定について(個別改定項目(案))

平成24年1月30日 中央社会保険医療協議会総会(第219回)の議事次第が更新されました。
調剤についての関連事項としては、下記URLの「個別改定項目について(その2)総-3-4(PDF:252KB)」部分をご確認ください。

中央社会保険医療協議会総会審議会資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000021670.html

※あくまで、現時点での情報であり、確定情報ではありませんのでご注意ください。

 

先日、出雲で開催したセミナーでも話題に挙っていたものもあると思いますが、今回は介護報酬改定との同時改定ということもあり、在宅関連についての改定も注目です。
また、後発医薬品の利用促進についての流れは以前よりもさらに強く謳われているようです。その他、詳細については、上記URLより細かい注意事項等も記載されておりますので、ご覧ください。

後発医薬品変更について

今日は、後発医薬品の変更についてのTipsです。

後発医薬品の変更を行う際に、処方入力後、[F11](または[Shift]+[F11])にて採用薬から/マザーマスタからそれぞれ後発医薬品を検索することができます。
しかし!!あるはずの後発医薬品が候補に挙がってこない!といったことがある場合があります。
そんな時は、後発医薬品指示画面の中央部にある「後発医薬品検索方法」の桁数を9桁から8桁、7桁というように変更してみてください。

後発医薬品指示画面

後発医薬品指示画面

そうすることで、検索範囲が広まり、ご希望の薬品が候補に挙がってくるようになります。

また、この桁数は一体何かというと、12桁の薬価コードの何桁目までが等しいものを検索対象にするかというものです。

なお、薬価コードの何桁目が何を表しているかというところですが、以下に例を載せていますので参考にしてみてください。

例)グルコバイ錠50mg 
3969003F1026 

1〜4桁  日本標準商品分類コードの87を除いた数字です。薬効を示しています。
5〜7桁  成分別の番号です。
      内服薬→001-399
      注射薬→400-699
      外用薬→700-999
8桁    剤形を表す記号です。
      【内服薬の場合】
      A-E→散剤
      F-L→錠剤
      M-P→カプセル
      Q-S→液剤
      T,X→その他
9〜10桁 上記3項目によって分類された同一分類内での、規格単位番号です。
11桁   同一規格内での、銘柄別に付けられた番号です。
12桁   誤記入を検索するための番号です。